【痩せ馬の夢】まで後二日

後二日に迫りました 【痩せ馬の夢】。

希望とか、絶望とか、生とか、死とか、過去とか、未来とか、
いつもとにかく綺麗ごとの様な言葉を並べては、
人の肌を逆撫でするように思われることが多いようです。

僕の、まだまだ短いかもしれないけれども
永遠にも思えるような24年の中で、
言葉を使って得をしたことってあったかな。
言語の理解というのは、必ず主観によるものなので、
あんまり信じておりません。

かくいう僕としても、
たいした歌詞ではないかもしれないけれども
言葉を並べることもしているので、
なんとも言えないのですが、
ロックという音楽と出会ってみて、
そういう誤解とか、面倒なあれやこれが、
果てしなくつまらないことだと、
背中を押される気分で、
それはそれはとても気分がいいもので、
取り憑かれたようにギターを掻きむしっていました。

本心を伝えようとすればするほど、
言葉は鋭利なものとなり、
刃を向けられた者が、
それを避けるようにして、
自分のナイフを相手に向けるように、
言語というのは、戦争なんだなぁ、
と随分前、思うことがありました。

むしろどうでもいいことを並べていれば
柔らかい跳ね返りかたしかしないから、
らくちんだなぁ、と最近は楽をしているんですが
それは、その刃を向ける分野が、
僕にとっては言葉とか、そういうもんじゃあなくって
音に表した方がよっぽど伝わるし、
よっぽど相手も傷つけないし
よっぽど自分も傷つけないことだなぁと。

まあ、そんなことをいっている僕は
常に思いつきと変化に富んでおります。

まったくを以て、一貫性に欠けると思います。
だからこそ、論理とか、科学とか、
苦手だから、嫌だから、毛嫌いしているのでしょうね。

あ、でもYESとNOをはっきりさせないと居られないのは
真逆なのかな。

ええい、何が言いたいかわかんなくなった。

とにかく後二日だぁー。
http://www.peregrine-records.org/yaseuma3/
(柳川)