音楽とノスタルジーと生活の柄

ELECTRIC-FUZZ、みなさんお疲れさまでした!
てつくんがブログに既に挨拶文書いてくれましたけど、そうです。9月までちょっとバンド以外のことで忙しくなるので、てつくん一旦お休みします。その間スタッフのちひろくんがサポートベースをやってくれます。てつ、がんばれ!ちひろ、よろしく!

ギター弦切って、inner bugのチサトちゃんにギターをお借りしたり、てつベース弦を2本切ったり、カトーギターがdusterのあと最後白い粉を吹いて音出なくなったり、オールのイヴェントやるととんでもないことになります。
ジャンルでemoっていうとちょっと意味変わってきてしまいますけど、エモエモなライヴでした。コーカス深夜は必ずこうなるねー。終わった後ちょっと反省したけれども、これはこれで僕たちにしか出せない音なのかも知れないと思った。

さてさて、ぼくが何をいいたいかっていうと、とにかく少女スキップが最高だったってこと。
メンバーも変わって、ギターも3本になって、とにかく音像が広がって。すばらしいの一言につきる。UFO CLUB、大盛り上がりだったけれども、たぶん僕が一番感動してたんじゃないかと思う。良かった!!

大学時代サークルで、ベルセバとcamera obscuraのコピバンをやるときに友人が「いい音楽の条件に『ノスタルジー』って絶対あるよね」と言っていたことがあった。その言葉が印象的で、今も曲を作ったり、ライヴをやるときに、いつも心がけています。
少女スキップの音楽には、ふんだんにノスタルジーが込められている。小さい頃川で毎日遊んでいたときの思い出とか、少し大きくなって中学生の頃自転車で急いで学校に向かうときとかの、なんでもない風景が面白いくらい沸いてくる。不思議と匂いまでもその瞬間に戻って、またライヴハウスの空気に戻ってというのを繰り返したりする。
思い出というのはいつでも美化されるものだけれども、それは当時まったく気づかなかった「当たり前の幸福」を再認識するからなんだと思う。今この瞬間にも、これから数年後に想い出すと美化されるノスタルジックな一秒が隠されているに違いない。そう思うと、生きることは、生活をすると言うことは、どんなに辛いことがあろうとも、幸せなことなんだと思う。

少女スキップ

http://www.myspace.com/syoujyoskip
http://syoujyoskip.com/

再認識してしっかりと足下をみることはいいことだ。ぼくにとって音楽のいいところって、きっとそういうところなんだと思う。

少女スキップ、これからもよろしくね!サクサクと水曜どうでしょうくらいのことをインディーシーンでやってやりましょう!

yngw